まずいことはまずいときに起こる

明日の早朝出発だというのに、電子レンジが壊れ、今朝はガレージドアのワイヤが切れてガレージがマニュアルでも開かなくなってしまいました。昨夜の睡眠時間が3時間半でやることが山積みの私は当然パニック。

だって、娘は今朝学年末の最終テストがあるんですよ!

近所の同級生のお母さんはすでに家を出た後。私が何度も送ってあげた(緊急時には私の娘抜きでその子だけ)のお父さんはすぐそこに住んでいるのに「送ってあげよう」と言ってくれないのでおおいに失望。最後の手段で高校の近くに住んでいる友達(彼女の娘は徒歩で学校に通っている)に電話したら、「今すぐ行くわ!」とすぐに迎えに来てくれました。ふだん彼女のほうがパニックに陥るタイプなのに、「おちついて。こういうことはよくあることだから」とかえって諭されてしまいました。それにしても持つべきものは友達です。

ガレージの修理を今日中にしないと困ったことになるのですが、こういうのって馴染みの場所ってありませんよね。そこでGoogleでservice magicというサイトを発見。マッチングしてくれるんです。今朝9時から10時くらいにきてくれるってことです。いい人だといいけれど…。

帰省間近でなんとなくバタバタ

久々に娘と一緒に帰省+観光旅行の予定でうきうきしていますが、2週間留守にするとなると何かと忙しく、毎朝4時起床してるのに、午後11時になっても「やるべきこと」のリストが終わっていません。

留守中にもブログをupdateできるように過去に読んだ本の書評を書きためようとしているのですが、あれこれやることが出来てしまい、買い物、銀行、郵便局、などの雑業を終えると今後はすぐに娘のお迎え。で、次は夕食の仕度。片付けを終えてもまだやることは残っていてあっという間に1日の終わり。

こんなことで帰省までにやるべきことが片付くのかどうか。。。心配です。

近日発売の新刊の書評と「才能を殺さない教育」の続編は、日本から戻った7月2週目以降になると思います。

でも帰省中もブログ更新はありますのでよろしくhappy01

若く見えますね、と言われるのは歳を取った証拠

このごろ「若く見えますよ」と言われるようになり、がっくりきています。

「若く見えます」と言われるのは、「歳よりだ」という前提があってのこと。だって、若者に「若く見えますね」と褒める人はいないでしょう。

この間も、ニューヨーク市で初対面の若い作家(29歳男性)と普通の会話をしている途中でいきなり「何年結婚しているの?」とたずねられ、「ええっと18年かな」と答えたら「ええ~っ!そんなに長く。そんな歳には見えないよ」と大げさに驚くのでちょっと気をよくしたら「42歳くらいかと思った」ですって。この間も久々に会った友人から「ずっと変わらないわね」と言われ、「そお?でも歳とったわよ」と謙遜したら、「41、2歳にしか見えないわ」と言われてがっくり。

娘が「7、8歳若く見られてどこが悪い?」と理解してくれないので、「私は21歳のときにヨーロッパで12歳以下だと誤解されて警察官から風船をもらい、博物館にただで入場できたのよ!35歳のときには未成年と思われてパブでアルコールの注文を断られたの!誤解の差がこれだけ縮まったということは、歳を取る速度が上がったってことじゃないの」と現状の深刻性を説明しました。でも、同情も理解もされませんでしたね。彼女がこの年齢になってみないとこの気持ちはわからないでしょう。

トラベルエージェントなこのごろ

やりたいこと、読みたい本が山積みなのですが、帰国の旅程を立てなければなりません。ようやくみんなの予定がぼんやりとわかって取りかかったら、あやういところでした。JALはもう満席でANAは4席しか残っていないという恐ろしい状態。

最初に飛行機に乗り始めた30年くらい前は意地でも「日本の航空会社のには乗らない!」と思っていたのですが、アメリカの航空会社になれてしまったせいか数年前にJALに乗ったらサービスが心地よくて…。すっかり日本の航空会社のファンになってしまいました。

楽な旅になれている娘に「飛行機では離れ離れで、しかもどまんなかの席だよ。禅修行のつもりで挑もう」と伝えたら「え~、そんな~」という感じ。「私が初めてヨーロッパに行ったころには、安い南回りを使ったからロンドンに行くのに36時間もかかったのだよ。しかもどまんなかの席で!」と説教しはじめたら、さっさと姿を消してしまいました。

食いしん坊の娘は「旅行計画」というと、「回転寿司を食べたい」、「日本でしか食べられない奇妙な食べ物を体験したい」とこればかり。私は、「地便を優先すべきか、ホテルの安楽さを優先すべきか」と悩んでいるというのに。。。結局は、「地便と洗濯(ビジネス系)」、「素敵なホテル」、「地便と洗濯(ビジネス系)」、「素敵なホテル」とサンドイッチにすることにしました。夏に洗濯なしに2週間旅行するのはちょっと怖いですからね。

それにしてもネットは便利ですよね。直接ホテルの予約ができるのですから。昔とは大違いです。地図やクチコミ情報と照らし合わせて選べるのも利点です。訪問するのは東京、京都、故郷の兵庫県北部、と住んでいたことのある場所なのですが、状況はすっかり変わっています。すっかり悩んでしまいました。この2日間、家事以外はすべて旅行の計画ばかり。「これではいか~ん」と思っていたら、夫から「11月のロンドン旅行のホテルを予約しておいて」との依頼。またもトラベルエージェントになってしまいました(ぶつぶつ)。

The_rubens_at_the_palacelondon でも、私好みのホテルが選べるという利点もあるのですよね。「英国でアメリカのホテルには泊まりたくない」、「狭くてもいいから英国を感じるホテルがいい」というのは3人に一致した希望です。ですから思い切ってバッキンガム宮殿のすぐ前にある古いホテルに決めました。「料金のわりに狭い」と文句を言っているアメリカ人がいるようですが、それも英国的。私は、ホテルそのものを観光地としてみなしていますから。

ここは私が大好きな19世紀英国ミステリーの貴族社会の中心地です。そういうことを思いつつ徘徊するのが今から楽しみでなりません。娘は、「高級ホテルでのハイティーを体験したい」とこれまた食べることばかりですが、11月までに英国ミステリーを読ませておこうと思います。

睡眠不足とボケの関係

2日連続で午前4時前に起床してしまいましたよ。まあ、普段から4時過ぎに起きているのだからそれほど変わらないといえばそうなのですが、このちょっとの差がけっこうこたえるのです。遅いときには就寝が深夜になってしまいますから、この寝不足はこたえます。

そのせいなのか年齢のせいなのか、とんでもないことを忘れることが何度か…。月曜に銀行で入金したレシートを入れたパウチがみつからないので、ずっと悩んでいたところ、ふと木曜の今朝になって「もしかして、郵便局に置き忘れたのでは…」と思いつきました。そして行ったところ、やはりそこにありました。「誰なのかと思ってたわよ~」と笑われてしまいました。「うちのダンナには内緒にしておいてね~」と郵便局のみなさんに釘をさしたら、「OK」という返事。みんな顔見知りなので、後でたっぷり笑い話にされていることでしょう。

そういえば2日前に3時半に起きてしまった理由は悪夢でした。飛行機に搭乗する途中でふと別のことをしはじめて、すっかり何をやっていたのか忘れて家にもどってしまい、くつろいでいるときに「はっ」と飛行機に乗る予定だったことを思い出し、大慌てで走り出したところで目が覚めました。しろうと夢判断をすれば、「郵便局にパウチを忘れてるぞ」という無意識からの伝言だったのかも…。

物忘れの堂々巡りの結果

もともと物忘れが激しかったところに更年期障害で、「これは絶対に覚えている」と思ったことでも5分後に「絶対に覚えていると思ったアレは何だったのだろう?」と考え込むことが増えてきました。

過去2週間ほどくりかえしてきた「物忘れの堂々巡り」がこれです。

1.ジョギングの途中に良いアイディアが頭に浮かぶ。

2.家に戻ってすぐに書きとめようと思うが、戻ると家族から話しかけられたり、電話がかかったりして忘れてしまう。

3.またもジョギング中に同じアイディアが浮かぶ。

4.また家に戻ると忘れる。

5.またジョギング中に同じアイディアが浮かぶ。

6.きっとまた忘れるので、思いついたときにすぐにそれを記録できるボイスレコーダーを買おうと思いつく。

7.家に戻ったときにはボイスレコーダーのことをすっかり忘れている。

8.ジョギング中に再びアイディアが浮かび、だからボイスレコーダーを買おうと思ったことも思い出す。

9.家に戻ったら、すぐに別のことを始めてアイディアもボイスレコーダーのことも覚えていない。

今朝、急に雑用で忙しくなりジョギングのチャンスを逃したら、突然頭に浮かんだのが「ボイスレコーダー」。でも、Amazon.comでチェックしながら「そういえばBook Expo用に新しいカメラも欲しいし...」と考えているうちに、結局注文したのはデジタルビデオレコーダーのFlipになってしまいました。線形思考ができない人なので...

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