ああ、言いまつがい…

昨日内田樹先生の「街場のメディア論」について書き、間違いがないかざっとチェックしてからツイートに投稿し、そのまま離脱(その場を離れること、あるいはオフラインになること)をして今朝までチェックしなかったら、なんと大切なタイトルを間違う失礼をしていました。「街角のメディア論」と書いていたのです。

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名前が覚えられない家族

わが家は3人とも名前が覚えられません。

そのすごさはほぼ病的。私と夫の場合は「歳」のせいにもできるけれど、17才の娘もそうだってことは、遺伝なのかもしれません。

昨夜の私たちの夕飯の会話なんて、他人が聞いたらもう全然分からないでしょうね。

その1

「綺麗な女優って、歳を取ったときの切り替えができない場合が多いよね。40歳過ぎてラブコメの主人公やってるわけにはいかないし(私)」

「FriendsのRahel役(*1)。だんだん出演する映画の質そのものが落ちてきて、可哀想になるくらい(娘)」

「その点、まだ若いのにMy Sister's Keeperで母親役やった彼女(*2)は偉いね。生き残りの術を知ってる。ほら、Being John MalkovichCusackの奥さんやった彼女.(私)」

「あ、わかるわかる。あの人ね。Hotなお母さん役のほうが、くたびれたラブコメの主人公よりカッコいいもん(娘)」

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その2

「ところで美しくなくて痩せてもいないあの女優(*3)は、歳を取っても沢山仕事が来てるね。名前が思い出せない〜。出演映画は、The Devil Wears Prada, Sophie's Choice, Adaptation..(私)」

「…Cruella De Vilとか?(夫)」

「それは違う人!(と、即座に私と娘) 」

「●●●(*4)だよ(と私。この名前がなぜかすんなり出て来るのは不思議)」

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その3

「そういえば、すごく才能があったのに、映画から消えちゃった人もいるね(私)」

「Benny and JoonのJoon。Fried Green Tomatoでも演技力が良かった。ほら3つ並んでる名前の人(*5)…(娘)」

「わからない(夫)」

「何言ってるの!あなたが昔好きだった女優じゃないの、覚えてないの?(夫に向かって尋ねる私)」

「今のことも覚えてないのに、昔のこと思い出せるわけないじゃん(夫)」

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その4

「それで例のSophie's Choiceの女優に沢山役が回ってくることについて『looks like an unmade bed』って言った、美人だけれど演技力がない女優..あ〜名前が思い出せない(私)」

「それは、●●●だよ(*6)!ほうら、僕だって名前はちゃんと思い出せるんだ(と最後に威張る夫)」

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上記の女優の名前をすぐに思いついたあなたは偉い!

そうではない方には下記が回答です。いくつ分かったかな?

*1 Jennifer Aniston

*2 Cameron Diaz

*3 Meryl Streep

*4 Glenn Close

*5 Mary Stuart Masterson

*6 Sharon Stone

すぐにモノを失う私が何度も思い出す詩

この間からiPodが見当たりません。
そのうえiPhoneのiPod機能が不調なのでジョギングのときに音楽が聴けなくて困っています。

私はしょちゅうこんなふうにモノを失います。
まるで我が家にブラックホールがあるみたいに。
で、そういうときに思い出すのがこの詩です。

なかなか深い詩だと思いませんか?
特にビショップのバイオを読むと、「なるほど」と感じます。

One Art

 
by Elizabeth Bishop
The art of losing isn't hard to master;
so many things seem filled with the intent
to be lost that their loss is no disaster.

Lose something every day. Accept the fluster
of lost door keys, the hour badly spent.
The art of losing isn't hard to master.

Then practice losing farther, losing faster:
places, and names, and where it was you meant
to travel. None of these will bring disaster.

I lost my mother's watch. And look! my last, or
next-to-last, of three loved houses went.
The art of losing isn't hard to master.

I lost two cities, lovely ones. And, vaster,
some realms I owned, two rivers, a continent.
I miss them, but it wasn't a disaster.


--Even losing you (the joking voice, a gesture
I love) I shan't have lied.  It's evident
the art of losing's not too hard to master
though it may look like (Write it!) like disaster.

まずいことはまずいときに起こる

明日の早朝出発だというのに、電子レンジが壊れ、今朝はガレージドアのワイヤが切れてガレージがマニュアルでも開かなくなってしまいました。昨夜の睡眠時間が3時間半でやることが山積みの私は当然パニック。

だって、娘は今朝学年末の最終テストがあるんですよ!

近所の同級生のお母さんはすでに家を出た後。私が何度も送ってあげた(緊急時には私の娘抜きでその子だけ)のお父さんはすぐそこに住んでいるのに「送ってあげよう」と言ってくれないのでおおいに失望。最後の手段で高校の近くに住んでいる友達(彼女の娘は徒歩で学校に通っている)に電話したら、「今すぐ行くわ!」とすぐに迎えに来てくれました。ふだん彼女のほうがパニックに陥るタイプなのに、「おちついて。こういうことはよくあることだから」とかえって諭されてしまいました。それにしても持つべきものは友達です。

ガレージの修理を今日中にしないと困ったことになるのですが、こういうのって馴染みの場所ってありませんよね。そこでGoogleでservice magicというサイトを発見。マッチングしてくれるんです。今朝9時から10時くらいにきてくれるってことです。いい人だといいけれど…。

帰省間近でなんとなくバタバタ

久々に娘と一緒に帰省+観光旅行の予定でうきうきしていますが、2週間留守にするとなると何かと忙しく、毎朝4時起床してるのに、午後11時になっても「やるべきこと」のリストが終わっていません。

留守中にもブログをupdateできるように過去に読んだ本の書評を書きためようとしているのですが、あれこれやることが出来てしまい、買い物、銀行、郵便局、などの雑業を終えると今後はすぐに娘のお迎え。で、次は夕食の仕度。片付けを終えてもまだやることは残っていてあっという間に1日の終わり。

こんなことで帰省までにやるべきことが片付くのかどうか。。。心配です。

近日発売の新刊の書評と「才能を殺さない教育」の続編は、日本から戻った7月2週目以降になると思います。

でも帰省中もブログ更新はありますのでよろしくhappy01

若く見えますね、と言われるのは歳を取った証拠

このごろ「若く見えますよ」と言われるようになり、がっくりきています。

「若く見えます」と言われるのは、「歳よりだ」という前提があってのこと。だって、若者に「若く見えますね」と褒める人はいないでしょう。

この間も、ニューヨーク市で初対面の若い作家(29歳男性)と普通の会話をしている途中でいきなり「何年結婚しているの?」とたずねられ、「ええっと18年かな」と答えたら「ええ~っ!そんなに長く。そんな歳には見えないよ」と大げさに驚くのでちょっと気をよくしたら「42歳くらいかと思った」ですって。この間も久々に会った友人から「ずっと変わらないわね」と言われ、「そお?でも歳とったわよ」と謙遜したら、「41、2歳にしか見えないわ」と言われてがっくり。

娘が「7、8歳若く見られてどこが悪い?」と理解してくれないので、「私は21歳のときにヨーロッパで12歳以下だと誤解されて警察官から風船をもらい、博物館にただで入場できたのよ!35歳のときには未成年と思われてパブでアルコールの注文を断られたの!誤解の差がこれだけ縮まったということは、歳を取る速度が上がったってことじゃないの」と現状の深刻性を説明しました。でも、同情も理解もされませんでしたね。彼女がこの年齢になってみないとこの気持ちはわからないでしょう。

トラベルエージェントなこのごろ

やりたいこと、読みたい本が山積みなのですが、帰国の旅程を立てなければなりません。ようやくみんなの予定がぼんやりとわかって取りかかったら、あやういところでした。JALはもう満席でANAは4席しか残っていないという恐ろしい状態。

最初に飛行機に乗り始めた30年くらい前は意地でも「日本の航空会社のには乗らない!」と思っていたのですが、アメリカの航空会社になれてしまったせいか数年前にJALに乗ったらサービスが心地よくて…。すっかり日本の航空会社のファンになってしまいました。

楽な旅になれている娘に「飛行機では離れ離れで、しかもどまんなかの席だよ。禅修行のつもりで挑もう」と伝えたら「え~、そんな~」という感じ。「私が初めてヨーロッパに行ったころには、安い南回りを使ったからロンドンに行くのに36時間もかかったのだよ。しかもどまんなかの席で!」と説教しはじめたら、さっさと姿を消してしまいました。

食いしん坊の娘は「旅行計画」というと、「回転寿司を食べたい」、「日本でしか食べられない奇妙な食べ物を体験したい」とこればかり。私は、「地便を優先すべきか、ホテルの安楽さを優先すべきか」と悩んでいるというのに。。。結局は、「地便と洗濯(ビジネス系)」、「素敵なホテル」、「地便と洗濯(ビジネス系)」、「素敵なホテル」とサンドイッチにすることにしました。夏に洗濯なしに2週間旅行するのはちょっと怖いですからね。

それにしてもネットは便利ですよね。直接ホテルの予約ができるのですから。昔とは大違いです。地図やクチコミ情報と照らし合わせて選べるのも利点です。訪問するのは東京、京都、故郷の兵庫県北部、と住んでいたことのある場所なのですが、状況はすっかり変わっています。すっかり悩んでしまいました。この2日間、家事以外はすべて旅行の計画ばかり。「これではいか~ん」と思っていたら、夫から「11月のロンドン旅行のホテルを予約しておいて」との依頼。またもトラベルエージェントになってしまいました(ぶつぶつ)。

The_rubens_at_the_palacelondon でも、私好みのホテルが選べるという利点もあるのですよね。「英国でアメリカのホテルには泊まりたくない」、「狭くてもいいから英国を感じるホテルがいい」というのは3人に一致した希望です。ですから思い切ってバッキンガム宮殿のすぐ前にある古いホテルに決めました。「料金のわりに狭い」と文句を言っているアメリカ人がいるようですが、それも英国的。私は、ホテルそのものを観光地としてみなしていますから。

ここは私が大好きな19世紀英国ミステリーの貴族社会の中心地です。そういうことを思いつつ徘徊するのが今から楽しみでなりません。娘は、「高級ホテルでのハイティーを体験したい」とこれまた食べることばかりですが、11月までに英国ミステリーを読ませておこうと思います。