日本の未来のためのひとつの「お願い」

今回の震災に関して、政府や東電の対応が完璧だったとは思っていません。けれども、「非難」ではなく現状を冷静に分析して、未来のための「提案」をしたいというのが私の考え方です。それについては以前のブログ記事でも書きました。

日本がより良い国になるために改善していただきたいことのひとつが、「自前主義」をやめて、もっと「外部の知見」を使っていただくということです。

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日本は新しく、強く、生きかえる

震災直後に日本のニュースのUstreamを観ているとき、右に現れるツイート(私がフォローしている方々ではありませんので、お間違いなく)を読んで悲しくなりました。
それをブログを書いたのですが、その後1週間の変化はめまぐるしいものでした。
遠く離れたボストン近郊に住んでいても、毎日ニュースやソーシャルメディアから離れることができず、何もできない罪悪感に苦しみ、落ち込んだりしていました。

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3日後…

まだ震災の被害のまっただなかの日本。

被害を受けた方々やその身内の方々、放射能漏れに怯える方々のことを思い、遠く離れている私たちが感じるのは、「何かをしてあげたい」という焦り、「何もできない」という無力感、そして、安全な日常生活を送り続ける自分に対する罪悪感です。

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アース・トレインから学ぶこと。私たちにできること

これまでのパナマ報告はこちらをどうぞ。

早朝ミーティング

赤道に近いパナマは、北緯42°のボストンとは異なり、夏と冬で日出日没時間にあまり変化がありません。暑いのですっかり夏と錯覚してしまうのですが、午前6時すぎまで暗く、午後7時には真っ暗になってしまうので混乱します。

そういう混乱はあれど、私たち夫婦は日が短い冬のボストンでも毎朝午前4時には起床しているので、ここでも午前5時には起床していました。

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アース・トレイン体験その2

他のパナマ報告はこちらをどうぞ

グドール博士も体験したジャングルのハイキング

アース・トレインの活動に共感し、恊働している人や組織は多く、チンパンジーの研究で有名なジェーン・グドール博士もそのひとりです。博士は、「猿たちに一番近い場所に泊りたい」と原生林に一番近い小屋に泊り、Howler monkey(ホエザル)の吠え声を目覚まし時計にできたことを喜んでいたそうです。この日は、グドール博士も体験したジャングルのハイキングです。

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Earth Train(アース・トレイン)とパナマ

その他のパナマ報告はこちらをどうぞ。

パナマ訪問の理由

国際的ノンプロフィット組織Earth Train(アース・トレイン)の創始者Nathan Gray(ネイサン・グレイ)氏の招待で、パナマを訪問してきました。

ネイサンは、ボストンを拠点にしたOxfam Americaの創始者のひとりでもあり、長年にわたって貧困に生きる人びとが自力でそれを抜け出す努力を援助してきました。ネイサンが強く信じるのは、社会そのものに変化をもたらすことで人びとが自分の生活を改善することであり、金や同情だけを与える「慈善」に対しては批判的です。その考え方は、オックスファム・ジャパンのビジョンをご参考ください。

これから数回にわたってパナマ体験をお伝えしますが、その前にアース・トレインについてお話ししておきたいと思います。

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「FacebookとTwitterのゆるゆるトーク」のまとめ

先日本ブログでご紹介した「Facebook 世界を征するソーシャルプラットフォーム」の著者である山脇伸介さん@tbs_channelと「FacebookとTwitterのゆるゆるトーク」と称した【実験ツイッター対談】をやってみました。

 

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