スーパーチューズデーの醍醐味

明日は、「アメリカで最も強いフットボールチーム」のタイトルをめぐり、ボストンのペイトリオッツとニューヨークのジャイアンツが対決する「スーパーボウル」が行われる日です。試合中は、全国的に救急施設が最も静かになるのですが、試合が終了したとたん最も忙しくなると言われています。皆がテレビの前に釘付けになっている間は世界が平和なのですが、試合が終わったとたんに酔っぱらいが外に出て交通事故や騒動を起こしたり、喧嘩を始めるからです。

そして来週火曜日は、24州で同時に大統領予備選が行われるスーパーチューズデー。これは、ひょっとするとスーパーボールに近い視聴率になるかもしれません。

合衆国の大統領選挙では、民主党と共和党の二大政党が党の候補を指名するためにそれぞれ予備選挙を行います。その方法がちょっと変わっています。予備選挙は、大統領選挙の本選のように直接選挙制ではなく、代表候補を指名する党大会に出席できる「代表議員(delegates)」の数を決めるものなのです。
代表議員の数を決める方法にも、党員集会(caucuses)または予備選挙(primaries)の2種類があります。党員集会は、タウンミーティングのように党員が会場に集まって自分が支持する候補を表明し、話し合いで決定する方法です。「クリントン支持者は部屋の右側に集まってください。オバマ候補の支持者は左側です!」と支持者が部屋の隅に集まり、最低の割合に達さなかった候補の支持者が、別の候補の支持者に「オバマのグループにおいで」と誘われて移動する姿は、まるで100年前の村の集会を見ているようです。
けれども大きな州はたいていカーテンの陰に隠れて投票する普通の選挙です。
そして、全国党大会で過半数の代表議員の支持を得た候補が党の指名候補になるのです。
スーパーチューズデーで決定する代表議員の数は全体の52%。だからとても大切なのです。

Clinton_obama_0107
私が住むマサチューセッツ州でもスーパーチューズデーに投票があります。
これまでの意識調査ではヒラリー・クリントンの支持がバラック・オバマを上回っているということですが、私が住んでいるレキシントン町ではオバマの勝利を予想しています。(民主党員に限ると)高収入で高い教育を受けている者ほどオバマを支持する傾向があるというマスコミの分析はこの町に限って言えば正しいようです。

私自身も4年ほど前からずっとオバマのファンでしたが、最近ヒラリー・クリントンの演説やディベートを真剣に聞けば聞くほど、彼女のほうが適任者ではないかと思うようになってきました。複雑な問題の理解度、具体的な解決方法の提示、などの点では民主党と共和党を含めて、ヒラリー・クリントンの右に出る者はいません。
ただし、オバマは人々に活力や希望を与えることができ、これまで政治に興味を持たなかった者を引き込むという点で他者より遙かに優れています。
「ヒラリー・クリントン大統領候補+バラック・オバマ副大統領候補」というチケットが現時点での私の希望です。

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