2011年の米国の大学は、史上最高に狭き門

ピクチャ 8 米国のアイビーリーグ大学の合格発表が出そろいました。入学志願者に対する合格者の割合(acceptance rate)がいつも話題になるのですが、今年は例年よりさらに狭き門だったようです。


特に劇的に志願者が増えたのが、NY市にあるコロンビア大学です。なんと、昨年の33%増で、合格者の割合は6.4%(工学専門のSchool of Engineering and Applied Scienceと合わせると6.9%)。アイビーリーグでは、ハーバード大学の6.3%に次ぐ2番目に狭き門になりました。 

実は、これはさほど不思議なことではありません。成績だけで決まらないのが米国の大学選考システムです。また、日本と異なり「受験浪人」とコンセプトはありません。ですから、志願者は少なくとも数カ所の大学を志願します。志願の書類を用意するのには時間と労力がかかります。他大学と共通の「コモン・アプリケーション」だと楽ができるのですが、コロンビア大はこれまで「コモン・アプリケーション」ではありませんでした。なので、「他の大学ではなく、どうしてもコロンビアに入りたい」という人でないと避ける傾向があったのです。今年から「コモン・アプリケーション」を採用したコロンビア大学の志願者が昨年より33%増えたのには、いわば当然のことなのです。

でも、娘の親友のように何年も前から「どうしてもコロンビア大学に入りたい」と思っていた子にとっては、今年のチェンジはとっても不運なことでした…。ハーバード大やプリンストン大に合格した子と成績は同じか、科目によっては上だったし、音楽もできた子です…。他にも、「ええっ?どうしてこの子が不合格?」と驚くほど勉強もできるし、性格もよい子が別の大学から拒絶され、ちょっと悲しい気分です。毎年あることなのですが。

こういう不公平があるのが大学入学というものなのです。でも、きっとその子たちは別の大学で才能を発揮して、将来はもっと成功すると信じています。「失敗してかえって運が開けた」という大人も沢山知っていますし。

2011年の米国の難関大学リスト

 

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