先見の明はなかなか評価されない

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リチャード・ゲッパート元民主党下院院内総務
ソースhttp://www.gephardtandassociates.com/pages/team.html

昨日、講演のためにフロリダ州を訪れていた夫から電話があり、いきなり「今日レストランで昼食をとっているとき、偶然誰が隣に座ってたと思う?当ててごら
ん」という謎々。出張が多い家族の一員の名を上げたら、「絶対に思いつかないと思う」と言うものですから、「それなら最初から尋ねないで名前を言った
ら?」と返しました。
その人物は「ディック・ゲッパート」。

覚えていらっしゃいますか?2004年の民主党大統領候補指名選挙で候補だったリチャード・ゲッパートです。
2004年の選挙戦で、彼は北米自由貿易協定(NAFTA)への反対、という当時ではあまり人気がない政策を強く支持していました。
そして、NAFTAのせいでアメリカ国民が職を失った、というイメージが強くなった今でも「ディックには先見の明があった」という意見は耳にしません。

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ハワード・ディーン民主党全国委員長
ソースhttp://commons.wikimedia.org/wiki/Image:HowardDeanDNC.jpg

さて、2004年の選挙でイラク戦争に激しく反対していたのが、元ヴァーモント州知事のハワード・ディーンです。 
「イラク戦争で、イスラム教のテロリストはかえって増加するであろう」といった彼の予言の数々はは(残念なことに)すべて的中してしまいましたが、それでも彼をあざ笑ったメディアは「彼には先見の明があった」と謝罪することはありません。

私がこの2人を尊敬するのは、自分の政治生命にとって賢明ではないが正しいと信じることを言い続けたことです。これが「潔さ」というものなのだと思います。

今年の予備選で、私が住むマサチューセッツ州の民主党の過半数はクリントン候補を選びましたが、私が住む町は圧倒的にオバマ候補支持に傾きました。これらは、2004年のハワード・ディーン支持者とほぼ重なります。今回どこが異なるか、というと、オバマ候補が、理想主義者の若者の熱狂的な支持を得つつ、民主党の古株の神経を逆なですることもなく、自分とは異なる立場の人と手を組むことができる、という点です。ディーンに欠けていた駆け引きができるオバマは、それだけでも「大統領として必要な政治的手腕がある」と評価されるべきでしょう。でも、ディーンが彼の基盤を作ったことを私たちは忘れてはならないと思うのです。

さて、ゲッパートは、現在経済アドバイザーとしてクリントン陣営を援助しています。また、スーパー代表議員(Super delegates)として、クリントン候補への投票も明らかにしています。

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