アメリカ人の14歳の少女が書いたファンタジーが邦訳されました

数年前に娘と友人のために買ったファンタジーを洋書ファンクラブでご紹介したのですが、それが邦訳出版されました(Wave出版の方から邦訳版の献本をいただきました)。

http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=4872904869

帯には「13歳の少女が書いた」とありますが、私が以前調べたものでは、書き終えたときには14歳だった筈です。私の娘とほぼ同い年だったので、驚いたのを覚えています。

英語の翻訳というのは、英語がちょっとできる方が想像するより難しいものなのです。英語で読むときには雰囲気が完璧に分かっても、適切な日本語をあてようとするとみつからない。この作品でも、そんなもどかしさをところどころで覚えました。けれども全体的には、なかなか良い訳だと思います。英語を勉強している方は、読み比べてみてはいかがでしょう?楽しみつつ、勉強になりますよ。

日本のアマゾンの評価はあまり良くないようですが、それは読む人の期待が大きすぎるのかもしれないし、選んだ人がこの手のファンタジーが好みではないのかもしれません。完璧ではないけれども、米国のアマゾンで評価が高く、アマゾンがアンコールの第一作に選んだくらいですから、まあまあの出来のファンタジーだと思います。でも、おすすめするのは、中学生から高校生の女の子です。ばりばりのSFやファンタジーファンは避けたほうが良いでしょう。

筋書きなどの詳しい内容は、洋書ファンクラブのほうをご覧下さい。

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