睡眠不足

遅く戻ってくる娘と出張やイレギュラーなスケジュールで午前0時すぎに戻ってきたり、午前3時に起床する夫のせいでこのところ私はものすご~く睡眠不足です。

Mountain_of_books_002_4他にもやることはあるのですが、姑にプレゼントした本が戻ってきた日に、注文していた本が届き、しかも数年ぶりに図書館から本を借りたのと献本も重なり、このように読む予定の本が山になってしまいました。嬉しい悲鳴なのですが、歳が歳なので疲ると字が二重になってしまいます。歳はとりたくないな~、とつくづく思います。

Neil Geimanが先週連続3日レキシントン高校の演劇の練習と舞台裏の打ち合わせに姿を現した(詳しくは洋書ファンクラブの記事をどうぞ)のですが、そこにいた高校生たちの話ではまったくinteract しないで座っていただけとのこと。舞台技術をしているGeimanの大ファンの少女に「どうして話しかけなかったの?」とたずねたのですが、「シャイなのかもしれない」としり込みしていました。せっかく高校のプロダクションにかかわってくれるのだったら、もっと高校生と直接関わってくれればいいのに、と思いましたが。私もひと目会いにゆきたいところですが、娘が嫌がるので行きませんdespair

映画KnowingはなぜゆえLexingtonなの?

1週間ほど前に娘が友達と映画「Knowing」を観に行きました。ニコラス・ケイジが主役のけっこう売れているパニックものです。なぜかというと、舞台がここレキシントン町だからです。

戻ってきた彼女の最初のひとことは、「Terrible movie!(ひどい映画!)」。いろんな惨事が起こるのですが、その必然性がまったくないみたいようです。それよりも彼女たちが疑問に思ったのは、「なぜゆえにLexingtonでなければならなかったのか?」というものです。撮影はオーストラリアですし、「ぜんぜんLexingtonには見えない」風景だったようですし、MITのラボがある町だということはわかりますが、それだけなの?

まあともかく、まだ観ていない方は、やめたほうが良いみたいです。どきどきハラハラしたいのであれば彼女たちはNeil GaimanのCoralineをおすすめするそうです。でも小さいお子さんは避けたほうがいいみたいですよ。とっても不気味で悪夢を見そうですから。

アメリカの主婦の社交の場

いろんな職業に就いている女友達は、仕事もあるし、家族の面倒もみなくてはならないし、でなかなか会う機会がありません。工夫が必要です。

今週は久々にけっこう社交に恵まれました。

まずは高校のPTAボランティア。卒業パーティの宣伝用ディスプレーを頼まれ、その打ち合わせでしばらく会っていなかったCさんに会いました。PTAは母親たちの社交の場でもあります。

その次は、グラフィックデザイナーのRさんと早朝ウォーキング。おしゃべりしながらエクササイズ、というのが運動不足の主婦には魅力です。2年前はジョギングしながらおしゃべりしていたのですが、Rさんの腰痛が激しくてウォーキングに切り替えとなりました。毎朝午前5時半にEメールを交換するというフレキシブルなプランです。

金曜は、図書館の理事をつとめるJさん宅でポットラック(持ち寄り)ランチです。レキシントン町のよいところは、いろんな文化背景の食べ物を体験できること。今回はイスラエルの味を初体験しました。それ以外にも、同じ町に住んでいて、これまで会ったことがない人に出会えるのが嬉しいところです。ブッククラブに属している人も多くて、いろんな情報を得ることもできました。

昨日は、マサチューセッツ州の職員のDさんとウォーキング。屋外で4.5km走り、その後屋内で45分マシンをしていたときに電話がかかったので、「今すぐなら行く」と約2時間ウォーキングしました。それで気をよくして、すぐにメロンパンとレーズンパンを続けざま食べてしまうところが私の弱点です。

可笑しかったのは、ポットラックの後でいつものWhole Foods(有機食品が多いスーパーマーケット)に出かけたところ、そこで働く20代から30代の若者たち数人から声をかけられたことです。「ハロー」くらいのご挨拶ならいつも交わしているのに、「え?私に話しかけているの?」と驚くほどパーソナルな注意を払っていただき、かえって居心地悪い感じでした。後で考えついたのは、いつもよりちゃんとした服装だったからじゃないか、ということです。ふだんは、アメリカ在住者らしく、ウォーキングに行くような格好で行ってますからね。今はやりの「クーガー(年下の男性と付き合う女性)」だと思われたのかしらん?

威張ってそういう話をしたら、娘には「じゃあ、いつもちゃんとした格好をしてゆけばいい」と軽く無視され、夫からは「そりゃあ、よかったですねえ」という感じで、どちらからも絶大な賞賛を得ることはできませんでした。もっとまともな社交を考えねばなりませんな。

The NASDAQ Stock Marketのオープニングベル

今日、私の夫(この呼び方にはけっこう飽きたので、他によいのがないかなthink)のDavid Meerman Scottが、NASDAQのオープニングベル・セレモニーでゲストとしてベルを鳴らします。

米国でのTwitter人気を反映し、その先駆者の彼が最近上梓した「World Wide Rave」の記念として招待されたわけですが、本人は、「毎日誰かが必要なので、他にましな人物を考え付かなかったのだろう」と言っております。彼のTwitterに応募した最初の30人を招待するというアイディアがけっこう話題になっています。(通常携帯が禁じられているため)NASDAQ株式市場で彼らがTwitterでオープニングを同時報告するというのは史上初めてのことです。

その内容は、Fox Business Newsの記事でどうぞ。

ワイン通でなくても気楽に行ける店-Berman’s

几帳面な日本人のステレオタイプから大きく外れている私は、気に入ったワインの名前でも飲み終えるとすっかり忘れてしまいます。通が好む高いワインは買わないし、何年通っても教えていただいたことをまったく覚えていないお馬鹿な客ですが、それでも行くたびに辛抱強く相談に乗ってくれるのが、レキシントン町のワイン専門店「Berman’s」です。

オーナーのJoel Bermanは、有名なワインを扱うだけでなく、ヨーロッパほか世界各地の小さなワイナリーからお気に入りのボトルを直輸入しています。「こういう味を、これくらいの値段で」と率直に伝えれば、いくら安くでも嫌な顔をせずに美味しいおすすめワインを教えてくれます。これまで何度も「夕飯のときに気軽に飲む赤ワイン」、「ワインが好きな友人のパーティに持ってゆくワイン」など目的別にアドバイスを得ましたが、いつも気さくに対応してくれます。ものすごく良い客ではないのですが、店で顔をみかけると、必ず「今日は何を探しているの?お手伝いが必要?」と声をかけてくれます。

広い駐車場もありますし、レキシントン界隈の方はぜひお試しください。

アメリカの時事を楽しく学べるTV番組

エクササイズと調理中にCNNやMSNBCなどで政治番組を観るのが日課なのですが、その中でももっとも賢く、そして面白い番組のひとつがThe Rachel Maddow Showです。4歳のときにすでに新聞を読んでいたくらい天才的な頭脳を持つ彼女ですが、気取らず、政治的に対極的な立場にいる人に対しても礼儀正しく、常にユーモアを忘れないところが魅力です。

現在アメリカのニュース番組で大きく取り上げられているAIGの問題ですが、それを誰にでもわかりやすく説明しているのが次のビデオです。

おおっぴらにゲイであることを公言しているRachelですが、女性だけでなく男性にも(「レズビアンとは知っているけれども僕とデートして!」というリクエストが絶えないようです)、そして若者だけでなく(私たち夫婦のように)中年にも熱狂的なファンが多い新進のジャーナリストです。

誕生日の過ごし方

昨日は私の誕生日。

父から、「誕生日おめでとう。大きくなりましたねえ」と言われ、「歳をとったというべきでは?歳をとるのはいやだなあ」と答えたものの、すぐにふたりで「歳をとることができるというのはありがたいこと」という結論に達しました。そういうところがすでに「歳を取った」ことの証拠なのでしょう。

毎年家族に「私の誕生日だけ忘れられている」と文句をつけているのですが、ネガティブな愚痴は無視されるだけなので、1週間くらい前から娘に「私の誕生日には何をしてくれるのかな~」とキャンペーンを始めました。夫はずっと出張続きなので、ターゲットは娘です。

すると、朝起きるとキッチンのテーブルの上にケーキが乗っているではありませんか!

そこには、「Happy Birthday! (p.s. I told you I loved you.)」というメモが。私が就寝したことを確認してから真夜中にケーキを焼いたようです。いつもの彼女と異なり、後片付けもしています。なかなか感動的です。

その後は、Kindleでミステリーを読みながらトレッドミルでジョギング。

1時にレキシントン町中心街のPeet’s Coffee & Teaで、ボストンの情報誌「たからまがじん」のオーナー/編集長の中島さんとお会いしました。来月号用のインタビューで30分の予定だったのですが、ついおしゃべりに熱がこもり、気がつくと2時間過ぎていました。駐車のメーターは2時間がMax。罰金を払いたくないので図書館の駐車場までスピードウォーキングする羽目に(ふだんジョギングしていると、こういうとき便利です)。

高校で娘をピックアップして「夕飯どうしようか?」という話になり、どうせ二人だけだからということでWhole Foodsでバケットやチーズを買い、こういうときのために注文しておいたアニメの「時をかける少女」を観ながらピクニック・ディナーということに決めました。

「時をかける少女」は筒井康隆原作で、私が娘の今の年齢よりも若いときにNHKでドラマ化され、高校生のときに映画化されました。ずいぶんオリジナルとは異なりますが、とっても可笑しくて胸がキュンとする、私好みのアニメでした。

選んだチーズは、French MunsterとArmish Blue(2人とも臭いチーズが好きなのです )。熟成しすぎたのかMunsterの匂いが好みよりも強烈でしたが、Armish Blueは意外なほど味がありました。それに加えて、マンゴのスライスとサモサ、Stuffed Grape Leaves(この組み合わせが怖い)、カリフォルニア産シャルドネ(これはもちろん私だけ)、そして「時をかける少女」でのお誕生日パーティは大満足でした。

その後、頭を空っぽにするために読んだのが、(娘が友達からプレゼントでもらった)YA向けのファンタジー「Marked」。母と娘がチームで書いている大ベストセラーで、以前娘に「一緒にファンタジー書いて大金持ちになろうよ」と誘ったところ、「You must be kidding」としかめ面をされました。

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中島さんとのおしゃべりといい、娘と過ごすひとときといいなかなか優れものの誕生日でした。

リッチになれないタイプの人

いろんな職業に就きましたけれど、ひとつだけならなくて本当に良かったと思うのが金融関係の仕事です(東京の外資系投資銀行の面接を受けたこともあるのですよ!)。私には生まれつきそういう勘がないようなのです。

この冬が始まる前、石油の価格が急上昇していましたよね。私がアメリカに来たときのガソリン代は1ガロン99セントだったのに、去年の秋は4ドル以上になっていました。TVで経済アナリストが「来年は7ドル、8ドルになる」と言うのを聞き、家の暖房用の石油を供給している会社と冬中3.99ドルに保つ契約をしたとたん、石油の取引価格がどんどん下降してきたのです。ガソリン代はいまや2ドル以下。でも、「契約を解消するのには500ドルの契約破棄料を払わなくちゃならないし。。。」と悩んでいるうちにもう2月。いつもより厳しい冬に、1月800ドル(8万円強)も暖房代にかけていることに気づいた時点ではもう手遅れ。12月に契約解消していれば元はとれたけれど。。。きっとそうしていたら暖冬で石油の価格は値上がりしていたと思うのですよ。

株もそう。めったに株を買わない人なのだけれど、去年娘の年代がpcを買わなくなっていることに気づき、「将来は全部アップルになる!」とアップルの株を買ったとたんに不況の波がやってきて価格は下落。そのうえ、スティーブ・ジョブズは難病で第一線を一時的に退くことになり、それが影響して会社そのものは元気なのに株はさらに下落。

というわけで私は「お金儲けをしよう!」とは考えず読書で暇つぶししているほうが無難なタイプの人のようです。

洋書ファンクラブ洋書ニュースは、日本向けの発信ですが、ボストン近郊にお住まいの方もお好みの本などお教えくださると嬉しいです。先日友人と「カズオ・イシグロをどうしたものか?」と話し合ったときに、彼女は「カズオ・イシグロは1回目は駄目だったが、2回目は面白かった」というのです。ふたたび「When We Were Orphans」を読み出したところ、本当に2回目は面白いのです。こういう発見があるから、自分以外の人の意見は貴重だと思っています。

でも今週は税金申告の書類をまとめなければなりません。それに比べれば、カズオ・イシグロの本は数倍も簡単ですweep

Harvard Book Storeを守ろう!

昨日町にある図書館の理事をしている友人とランチをしていて、話題は自然と本と本屋に集中。

アマゾンや大手本屋の台頭でIndependentの本屋はどんどん消えています。Harvard Book Storeは、今でも生き残っている数少ないIndependentの本屋さんです。友人は(ご主人がその近くに勤めているという理由もあって)そこから本を買うようにしているそうです。ここではたくさんイベントもしていて、「引退したら必ず出かける」というのが彼女の目標です。

私は都合があっていけませんが、月曜はPaul Krugmanなんですよ!

近くに住んでいる方、ぜひHarvard Book Storeにお出かけください。