好きなことをやり続ける人々

とんでもない24時間を過ごしたことを昨日報告しましたが、状態が落ち着き、退院できそうな雰囲気が出て来たときに病室で夫が受け取ったのが次のようなメールでした。

「明日のコンサートで会えるのをビルが楽しみにしているよ」

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糸井重里さんと「ほぼ日」チームのボストン出張案内係メモ—その2

昨日に引き続き、糸井重里さんと「ほぼ日」の皆様のボストン出張2日目のご報告です。

「こういう展開になったきっかけは何なの?」という疑問を抱く方は、拙書「ゆるく、自由に、そして有意義に──ストレスフリーツイッター術 」の「あとがき」に書いておりますので、そちらをどうぞ(と、さりげなく宣伝)。「買ってまで知りたくないわい」という方には、「ツイッターとグレイトフル・デッドがきっかけです」とお答えしておきましょう。

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糸井重里さんと「ほぼ日」チームのボストン出張案内係メモ—その1

ツイッターでフォローしていただいている方はご存知だと思うのですが、11月30日から12月2日まで、素敵なお客様たちのボストン来訪の案内役を務めさせていただきました。

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Lollapalooza 2010、最終日報告!!!

Lollapaloozaを終えて、無事ボストンに戻って参りました。

戻るなり、山のような洗濯もの、台所の工事の手続き…と怒濤の忙しさだったので報告が遅れました。

約130のバンドが8つのステージで演奏するロックフェスティバルの大変さは、観たい/聴きたいバンドの演奏が重なること。しかも歩いて片道15分以上かかる両端のステージに分かれていると決まっています。どっちも見逃したくないので、結局中途半端にちょっと聴いて、もう一つのステージに移動、というパターンを繰り返しました。ただでさえ暑い屋外コンサートなのに、汗だくでした。ふう〜。

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Lollapalooza 2010!!!

 ロックフェスティバルのLollapaloozaのために、わざわざ家族でボストンからシカゴに来ています。

去年のフェスティバルのときに今年のチケットを購入したので、夫も私も今年こんなに忙しくなっているとは予想しなかったのです。でも、2人ともなんとか一番大変な部分をいったん終えてから来ることができました。

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時間の流れがゆるやかになる島

娘の学校が夏休みに入るやいなや(実は1日前)、18年前に購入したナンタケット島のわが家にやってきました。夫は今年出版する2冊の本の執筆と最終校正をそれぞれ終えたところで、私も新刊の初稿を送ったところ。夫は新刊発表のツアーがあるし、私は書き直し、校正が待ち受けているので、嵐の前の静けさ、といったところです。

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Patriots’ Day

今日はわが町Lexingtonで最も重要な行事と言ってよいPatriots' Dayです。

去年もここに書きましたよね。

全米あちこちから観光客がやってくる大変な日なのですが、住んでいるとなかなか全部参加しないというのは、京都に住んでいたころの祇園祭みたいなものです。

特に今日は忙しいし、疲れてるし、パスしようかと思っていたのですが、娘が高校のパレードバンド(も)やっているので、午後のパレードだけ観に行ってきました。

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オバマ大統領の失脚を狙う共和党のスターはこんな人たち

オバマ大統領へのフラストレーションについて以前に書きましたが、彼の立場を考えるとなんとか頑張って欲しいと応援せずにはいられません。

私が理解できないのは、現在の共和党の徹底的な「何でも反対党」ぶりです。ブッシュ大統領のもとで自分たちが作り上げた負債をオバマ大統領のせいにするだけでなく、ブッシュ大統領のもとで自分たちが賛成していた政策にまでオバマ大統領が取り入れたとたんに反対する理由を見つけるのですから。オバマ大統領の失敗は米国の恐慌を招く可能性が高く、米国の恐慌は世界恐慌を招きかねません。その危機を回避することよりも、小さな政治的勝利(オバマ大統領を失脚させることで、国民の人気を得て、党の当選者を増やす)しか考えていない政治家は政治家の資格がないと思います。

その典型的な共和党のスターは日本でも有名なサラ・ペイリンですが、それ以外にも似たようなスターがいます。共和党の下院議員Michele Bachmann(ミシェル・バックマン)がその一人です。でまかせの嘘で民衆を鼓舞することで有名なのですが、その証拠がオバマ大統領の医療制度改革に反対するこのビデオです(Think Progressより)。

医療改革案のモデルのひとつである日本のシステム(政府が管理するユニバーサルヘルスケアシステム)が恐ろしい理由について、彼女はこんな逸話を披露しています。(忙しいので丁寧な訳でないことを前もってお詫びします)

以下はワシントンDCである(名無しの)日本人男性が彼女に接近したというバックマンの逸話です。

彼(その日本人男性)が言うには「日本のヘルスケアでの受診待ちはもうどうしようもない状態だ。(治療を受けたければ、ウエイティングの)リストに乗って、待って、待って、待たなければならない」ということなのです。けれども、みなが知らないのは次の部分だと彼は言うのです。「日本では、国民はヘルスケアについて意見を述べることをやめてしまった。日本のヘルスケアには問題があるのだけれど、それについて発言することを国民は恐れている」私はそこで「それはなぜですか?」と尋ねました。彼は「なぜなら、(ブラック)リストに載って、ヘルスケアが受けられなくなるからだ。保険に加入できなくなり、受診もできなくなる。だから皆恐れている。政府に対して反論するのを恐れている。どんなことを言うのも恐れている」と。私たちはこういう将来を求めているのでしょうか?

He said that in Japan, to wait and get health care is almost
impossible. You get on a list and you wait and you wait and you wait.
But he said this is something people don’t know: in Japan, people have
stopped voicing their opinion on health care. There are things
that are wrong with Japanese health care, but people are afraid of
voicing. ‘Well why is that,’ I asked. [He said], ‘Because they know
that would get on a list and they wouldn’t get health care
.
They wouldn’t get in. They wouldn’t get seen. And so people are afraid.
They’re afraid to speak back to government. They’re afraid to say
anything.’ Is that what we want for our future? 


もちろんバックマンはこの「日本人男性」に会った証拠はまったく提示していません。彼女はオバマ大統領の国籍への疑いを広めたことでも有名な嘘つきですが、日本をまるで旧ソ連みたいに言うのはさらに許せません(と言ったところで、@kana_chika さんから「ソ連は外国人で保険に入ってなくても手術も入院もタダでした。病院内に会計がないので」というTwitterでの体験談をいただきました。私が「旧ソ連」とたとえに出したのは、「政府に反論するとブラックリストに載る」という部分ですが、それもまあ証拠があるわけではありませんねえ) 。

つまりバックマン下院議員が植え付けようとしているのは、「ユニバーサルヘルスケアは社会主義である。社会主義になると政府に文句を言えなくなり、治療が受けられなくなる」という恐怖なのです。

ところで、米国での予約待ちなんて日本からは想像できませんよ。高いお金を払って保険に入っていても、予約しようとしたら何ヶ月も待たされます。だからわが家では風邪やインフルエンザくらいでは病院には行きません。行くのは定期検診だけで、それも6ヶ月くらい前から予約。最近はドクターではなく予約しやすいナース・プラクティショナー(投薬もできる専門家ナース)にしています。

オバマ大統領が相手にしているのは、同性愛結婚に反対で医療制度改革に反対という「反対」が売り物のバックマンやペイリンをスター扱いしている共和党なんです。どうりで近年多くの共和党員が離れて行ったわけです。こんな共和党に対して一生懸命「一緒に働こう」と親切に働きかけてきたくせに、自分の党である民主党(特にリベラル)のアジェンダを無視してきたからオバマ大統領の人気が最近落ちていたのです。彼のことを「これまで最も左寄りの大統領で、意見をちっとも聞いてもらえない」という共和党の言い分は馬鹿げているにもほどがあります。

けれども最近共和党への厳しい態度を示したオバマ大統領の人気が突然上昇しています。ぜひ、スピーチだけではなく議会を力づくで動かすリーダーシップを示して欲しいものです。