25年目の婚約指輪

アメリカはまだ大晦日ですが、日本では新年ですね。

昨夜、膝を骨折して一人で留守番をしている友人Rの家に夕食を持って行き、二人きりでゆっくりお喋りしてきました。

「一緒にレストランに行こう」と誘われたのですが、すでに家族に早めの夕食を作った後なので、それとワインを1本持って行ったのです。

友人は、フルタイムで働いているうえに、ご主人と子供二人、親兄弟、親戚にいつも頼られていて、自分の時間がまったくない女性です。怪我をしているとはいえ、何もしなくていい夜が嬉しいようです。私も仕事に追われて家にこもっていることが多いので、こうして出かけるのは久しぶりです。

ワインをグラスに注いで「それで最近どう?」という話を始めたところ、彼女が左手を差し出しました。

薬指には大きなダイヤモンドの指輪が光っています。

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亀田誠治さんからの音楽へのラブレター 『カメダ式J-POP評論 ヒットの理由』

ツイッターなどのソーシャルメディアで嫌な思いをすることはよく話題になりますが、楽しく使っていると、思いがけない出会いもあります。
音楽プロデューサーの亀田誠治さんとの出会いもツイッターでした。

亀田さんのブログにありますように、初めてお会いしたのはボストンです。

そして、10月に私が日本に戻ったときに対談させていただきました。
その連載がケイクスで始まりましたので、ぜひお読みになってください。亀田さんのお話は、聞いているだけで元気が出てきます。全部をお伝えできないのが勿体ないくらいですが、連載は全部で5回。全部面白いことをお約束します。

そこでご紹介したいのは、日本に長く住んでいて浦島花子だった私が亀田さんの人柄を知るきっかけになった本、『カメダ式J-POP評論 ヒットの理由』です。

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日本に必要なのは、極端な「反原発派」や「原発推進派」ではなく、オープンな対話である。そのためにも観て欲しいドキュメンタリー 『パンドラの約束』

Radio_bikiniロバート・ストーン監督は、核実験の恐ろしさを世にしらしめたドキュメンタリー映画『Radio Bikini(ラジオ・ビキニ)』の監督です。

解説がひとことも入らないこのドキュメンタリー映画は、映像の組み合わせだけでアメリカの核実験の脳天気さと、人道に外れた行い、そして放射能の危険を観る者に伝えます。

観客の頭をガツンと殴るような問題定義をしたこの映画は、アカデミー賞の候補にもなりました。監督のサイトではトレイラーを観られます。

(日本ではDVDを買えないので、どうしても観たい方は、海賊版のYouTubeビデオをご覧ください)

 

そのストーン監督の新作『パンドラの約束』は、原子力発電所とエネルギー問題をテーマにしたものです。

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日本訪問のご報告 その3『本のセレンディピティ』

偶然の出会いや発見って、本当に「偶然」ではなく、これまで自分がやってきたことの積み重ねで見つかるべくして見つかったものかもしれないと思ったりするのです。そして、それがまた次の「偶然のような出会い」をもたらしてくれます。

今回の帰国中にも、いろいろな本と人、人と本に出会いました。

 

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日本訪問のご報告 その2『対談』

ふだん超早寝早起きなのに、午前0時前後に帰宅して午前1時半ごろ就寝し、時差ボケで午前3時すぎに目覚めてしまう毎日は正直ちょっとしんどかったのですが、頭がときおりくら〜っとする以外は、最後まで風邪ひとつひかず、元気に過ごしました。

こんなに元気に過ごせたのは、きっとお会いした方々からポジティブなエネルギーをいただいたからだと思います。

次のお二人との対談では、最初から最後まで「間」がないほどしゃべりっぱなし。
ポジティブで、楽しくて、「私もがんばろう!」と元気になりました。

詳しい内容は、それぞれ異なる媒体で掲載されますので、そのときにあらためてご紹介します。

●亀田誠治さん

音楽プロデューサーの亀田誠治さんと初めてお会いしたのは、じつはボストンだったのです。(そのいきさつは、亀田さんのブログ記事をご覧ください)

それまで面識がなかったのに、Alewifeの駅でお迎えした瞬間から、午後にお送りするまで、ずっとしゃべりっぱなしでした。

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ボストン近郊のレキシントンにて

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日本訪問のご報告 その1『トークイベント』

待ちに待った日本訪問も、あっと言う間に終わってしまいました。

たった6日半とは思えないほどの充実した毎日で、この間に、トークイベント4つをこなし、ほかにも小さなディスカッション、対談、取材で喋り尽くしました。

その合間にも書店の方々や出版社の方々とお会いし、企画やアイディアについて話し合い、初期からの「洋書ファンクラブ」のファンの皆さんや、2年前の日本訪問のときにmeet-upに来てくださった方々とも再会しました。

思い出深いイベントや出会いの一部を連続でご紹介していきます。

まずはイベントから。

●ジュンク堂書店・池袋本店「新・洋書ベスト500 〜雑読のすすめ〜」
 10月16日、木曜日午後7時半より。(満席御礼)

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エスカレーターを降りたら、こんなサインが。思わず記念撮影

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電子書籍を購入された方の中から『どうせなら、楽しく生きよう』紙媒体をプレゼント

『どうせなら、楽しく生きよう』の電子書籍版を購入された方の中から抽選で10名に紙媒体の新刊をプレゼントします。

キンドル版で自費出版した『どうせなら、楽しく生きよう』が、飛鳥新社から紙媒体で発売されました。

これが実現したのも、キンドル版のときに応援してくださった皆さんのおかげです。

飛鳥新社から発売された新刊は、読みやすいように章が入れ替わり、競泳をやっていた娘の体験をもとにした「前向きに諦める」という新しい章が加わっています。

電子書籍版を購入された方で、「新刊と読み比べたい」と思っていらっしゃる方の中から、抽選で10名に紙媒体をプレゼントしたいと思います。

応募の条件は次のとおりです。

1)電子書籍のときに気にいった文章の引用(一部でもけっこうです)を添えて、「紙媒体希望」と@YukariWatanabe宛てにツイートしてくださること。

2)紙媒体の感想を後で教えてくださること (媒体は、ブログ、アマゾン、ツイッター、なんでもOKです)。

締め切りは10月10日(金)の深夜です。 抽選は、公平になるように、夫にこんな感じで選んでいただきます。 

10名には、11日(土)にツイッターでお知らせします。

 

 

 

 

 

幸せは、「達成感」でもなければ「満たされること」でもない。

「幸せは満たされること」という前提で、「適当なところで諦めることから見えてくる幸せもあるんじゃないか」と提案する文章を読みました。

その方が言いたいことはよくわかります。

ただひとつだけ気になったのは、前提です。この前提で「幸せ」をとらえてしまうと、誰一人として幸せになれません。まずは、その思い込みが不幸の元じゃないかと。

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理想のパートナーは戦友(24回目の結婚記念日に)

ロマンスやラブストーリーの好みには、個人の恋愛観が反映すると思います。

「洋書ファンクラブ」という別のブログで洋書をご紹介していますが、売れるラブロマンスには、理由なく運命で繋がるとか、ヒロインが強く美しいヒーローに愛され、守られる、というパターンがよくあります。でも、私はあまり好きではありません。それよりも、ぐっとくるのが「戦友」カップルです。

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