ソーシャルメディアやブログのおかげで、人々は自分が直接関わる小さな社会を超えて、いろいろな人と繋がることができるようになった。
私自身がツイッターやフェイスブックの繋がりから数多くの恩恵を受けているので、インターネットの普及は歓迎している。MacBookやiPhoneがなかった時代のことなんか、もう思い出せないほど頼りきってもいる。
なんでもそうだが、新しい便利なものには困ったこともオマケとしてついてくる。「それはいりません」と断りたいところだが、セットなので仕方がない。
インターネットの困ったオマケは、姿が見えない無数の相手からの中傷や誹謗だ。ある本のレビューにも書いたが、「他人を血祭りにあげたい」という心理が、ネットによって拡大している感じがある。