マーティン・ルーサー・キング牧師の偉業を讃える行事のお知らせ

今年もマーティン・ルーサー・キング牧師の偉業を讃える祝日が近づいてきました。

私が住むマサチューセッツ州レキシントン町でも過去17年にわたって記念行事が開催されてきました。私もこの行事には2006年から関わっており、今年で5年目となります。主催は2000年から2年年まで続いたLexington No Place For Hateの実行委員が中心になってできた新しい市民グループLexington CommUNITYです。このいきさつはどっかに書いたのですが、詳細を書くと1日では終わらないだろうという泥沼で、精神的に非常に疲れる出来事でした。そのトラウマにも負けず2年前のMLK Jrイベントを開催したメンバーが中心になってできたのがLexington CommUNITYです。

ブログも新たに作ることになり、言い出しっぺの私が管理人を務めることになりました。Lexington CommUNITYってのです。イベントの詳しい内容は、ぜひこちらでどうぞ。

ピクチャ 5

それはいいんですが、ミッション・ステイトメントを決めるのに数ヶ月、合計うん十時間も使っちゃうという人々が集まっています。ノンプロフィット出身が多いからかもしれません。ディスカッションは面白いのですがコンテントが決まらなくって、ほんま管理人は困り果ててます。だからもう「決まらないのなら勝手に書きますぜ〜。間違ってたら後で文句言ってください。それから直します」という感じで書いちゃってるのが多いです(汗)。

お近くにお住まいの方はぜひいらしてください。気取らない地味なイベントです。人数は天候に左右されますが、大雪でも慣行です。

人生は出会いがあるから楽しい

emailだけでなくfacebook, twitterなどの登場で全世界の人々が簡単に繋がるようになりました。

インターネットのソーシャルネットワークにはどうやら「パソコンの前に座ってキーボードを打つだけの、バーチャルリアリティの付き合い」というイメージがあるようです。そういう場合ももちろんありますが、現実世界で知り合うきっかけになることも多いのです。

昨日もそんな楽しい出会いがありました。

昨年暮れにボストン在住のジャーナリストの菅谷明子さんからメールをいただき、ようやく先日初めてお会いすることができました。「とりあえず自己紹介」と言いつつ、自己紹介が終わらないうちから話題があちこちに飛び火。菅谷さんご専門のメディア・リテラシー、互いの共通点である子育て、ジェンダー、教育問題、そして母親が職を持つことの影響など、途中にランチを挟むのが面倒なほど熱心に話しこんでしまいました。気がつくとランチ抜きで4時間半ぶっとうしのおしゃべりです。お嬢さんたちのお迎えというタイムリミットがなければ夜まで続いていたかもしれません。それくらい刺激的で楽しい会話でした。

菅谷明子さんは、News Weekの日本版勤務後にコロンビア大学の大学院に留学され、ワシントンDCでジャーナリストとして活躍された後、東大その他の非常勤講師、経済産業研究所の研究員を務められました。また、以下の2冊の本を出版しておられます。

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菅谷さんのご主人は、MITのMedia Lab(メディアラボ)の教授で副所長の石井裕氏です。頭脳は別として私のとの共通点が多いことを発見し、よそ様があまり分かってはくれないような伴侶の役割を菅谷さんに分かっていただけたのは嬉しいものでした。下記は石井裕氏を取り上げた日本のTV番組TBS 「夢の扉」です。


近々それぞれの伴侶を含めたダブルデートも実現しそうで、「ソーシャルメディアにはこういう出会いがあるから楽しい」と実感しました。

菅谷明子さんの子育てブログ「ボストン・ハーバードの街で育児」もぜひご訪問ください。

Thanksgivingの七面鳥

アメリカでは今週木曜日がサンクスギビング(感謝祭)です。

その歴史はこちらで詳しくご覧になっていただくとして、Thanksgivingのディナーになるターキーはもともとこの地方に沢山いる野生の七面鳥だったんですよね。

現在の野生の七面鳥(ワイルド・ターキー)たちは(猟が解禁される短期間以外は)保護されている存在です。だからこうして大手を振ってわが家の庭にも来るわけです。あんまり賢い鳥じゃないんで、隣家にある鳥の銅像に求婚のダンスをしたり、ガラス窓に映った自分の姿に喧嘩売ったりしてます。

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すごくでかい鳥(ウィキペディアによると「全長122cm。体重は9kgにも及ぶ」)なんで、ジョギング中に喧嘩売られるとけっこう怖いです。また、この集団が木の枝にとまっている姿は圧巻ですよ。

Bostonマラソンに参加できない方はぜひ歴史の町レキシントンの5マイルレースをどうぞ!

日本にはマラソン好きの方が多いですよね。
毎年ボストンマラソンで活躍している方の中に日本名をみつけて、感心します。
でも、みんながみんなボストンマラソンの参加資格のタイムを持っているとは限りません。
そこで、そこまではしたくないジョギングファンにおすすめなのが、ボストンマラソンと同じ日に開催される5マイル(8.4km)レースLexington Patriots Day 5-mile road raceです。
なぜおすすめかというと、この日は1日中、独立戦争が勃発した有名なあの日を再現するイベントが行われるからです。観光とレースを一度に体験しちゃうという欲張りプランですね。

来年の2010年は4月19日(月)です。

ちなみにボストンマラソンの情報はこちら

これはPatriots Dayイベントの一部です。

住んでいる町がどう運営されているかを知ろう

民主主義についてこれまで何度か書いたことがありますが、日本に住んでいたころ私自身が誤解していた民主主義はけっこう「政府まかせ」でした。税金さえ払っていたら国民(市民)としての役割は果たしており、うまく行かないときにはぶつくさ愚痴を言うしかないというものでした。

アメリカのマサチューセッツ州レキシントン町に移り住み、民主主義が遂行されるためには、国民(市民)が知識を得て口も手も出さねばならないのだということを学びました。野次馬のままではいけないのですね。

私は永住権(通称グリーンカード)を持っていますが国籍は日本です。従って選挙権はありません(国の方針を決めるのは国民のみの権利ですので、私はこれに異論はありません。例えば「徴兵制度」ができたとしたら国民には遂行の義務があります。そんな制度を決める代議士を選ぶ権利を「徴兵」義務のない国民以外に与えるのは論理的ではありません)。

ですが、この町の良いところは、投票権がないからといって私のような移民の声を無視しないことです。それどころか「私たちには見えない盲点を突く発言をしてほしい」とかえって貴重な存在として扱っていただき、移民の声を地方政治に反映しようと努力してくれることです。町の将来のために行政委員(選挙で選ばれた町民ボランティア)に政策をアドバイスする2020 Vision Committeeというのがあり、私は7年ほど前からその下部委員会のいくつかに誘われて参加してきました。

私が提案したことのいくつかが実現したときに、これほど喜びを感じたことはありません。

これまでいくつかの会議で繰り返し語られたのが「町民が行政に対して不信感を抱く背景には、未知のものにたいする猜疑心がある」という見解です。知人の香港からの移民が「教育委員は自分の得になるから選挙に出る。そうでなければあんな仕事は引き受けない」といったわけのわからない確信を抱いているのがよい例でしょう。
そこで何度か、「そういう人々に町がどのように運営されているのかをわかってもらう方法」が話し合われてきました。

その新たなる試みがこれ、Lexington Citizen’s Academyです。

Lexington_citizens_academy

町がどう運営されているかを知るだけでなく、町を運営する人々と直接語り合うと町の一部になった実感もわいてきますし、信頼感も生まれます。Lexingtonの町民でしたら、全コースに参加できなくてもぜひご参加ください。
参加料はタダですが、登録の必要があります。
電話でOKです。

コンタクト:Brianna Olson (Town Manager’s Office)電話番号: 781-862-0500 x209 または bolson@ci.lexington.ma.us

期間:2009年9月22日から11月16日。最終日(火)をのぞき毎週月曜日午後7時〜9時

レキシントン町に関する記事バトルグリーンをこちらに(途中まで)載せていますので、ご興味ある方はお読みください。

また、教育に関する記事はこちらをどうぞ。これも書きかけですcoldsweats01

戻ってきました

アメリカに戻って2日目の朝を迎えました。昨日は午前2時半に目が覚めてしまいましたが、今朝は4時50分まで寝ることに成功!気分も上々です。

昨日は旅行中の洗濯物と空っぽの冷蔵庫に食料品を蓄えるためのお買い物に費やしました。そして今日はたまった支払いなどの事務処理です。旅行は楽しいけれど、その後はいやですよね。退屈なことばかりで。

旅行中は忙しくて結局本を読めたのは行きと帰りの飛行機の中だけでした。行きはOCD(強迫性障害)に関するノンフィクションのLife In Rewindで戻りはGracelingの関連作(続編ではなくその前の時代を扱っている)で9月に発売予定のFireです。どちらも長いフライトを短く感じさせてくれる興味深いものでした。なるべく早く「洋書ファンクラブ」のほうに書評を書きます。

白状すると、昨日は洗濯のあと日本で購入してきた漫画を読んでました。吉田秋生の吉祥天女と山岸涼子の日出処の天子は、昔連載されていたころに読んだものですが、ほとんど忘れていたのでと~っても懐かしかったです。

帰りの飛行機でANAからUNITEDに乗り換えたときの客室乗務員さんたちの態度の差に驚いた娘が「日本はどこでもとっても礼儀正しくて気持ちよかったけれど、Unitedのスチュワーデスはすご~く意地悪(mean)だ」と感想を言っていました。日本人のおじさんが荷物を入れる場所を探していたらいきなり怒鳴りつけるんですよ。日本人の乗務員だったら「お手伝いしましょうか?」と助けてくれるのに。飛行場でのチェックインのときも「日本人は手早いのに礼儀正しくする時間的余裕がちゃんとあるけれど、アメリカの飛行場では礼儀正しくする暇がないといった失礼な態度で怒鳴りつけるのに手際が悪くて時間がかかる」とも言っていました。

Unitedでは嫌な感じでしたが、昨日食料品の買い物に行ったWholeFoodsでは、なじみの店員さんたちから「しばらく見かけなかったけれど、どこ行ってたの?」とたずねられたりして、アメリカの良いところも思い出しました。

金髪のくせ毛をちょんまげのようにポニーテールにした真っ青な目のレジの若者がにこやかに「How are you feeling today?」と語りかけてくれたのも良い気分でしたが、私の返した挨拶に、「Absolutely marvelous!」とアップビートに答えてくれたおかげでそれこそ本当にAbsolutely marvelous!な気分になりました。

高校のボランティアはまるで同窓会

昨日と今日はレキシントン高校の合唱、オーケストラ、吹奏楽の春のポップコンサート。一年を通してコンサートは山ほどあるのですが、これはボストン・ポップのようにお菓子やドリンクをいただきながら映画のテーマ曲などを楽しむという催しです。いつもは着る服も規定があります(黒と白が基準)が、ポップのときはそれ以外の色です。とくに女の子のドレスは華やかで、それも楽しいところです。音楽そのものを楽しめるので、家族だけでなく、高齢者や将来子供に音楽をさせようかどうか考えている小学生の親子までやってきます。

公立学校ですから、これらの音楽や芸術プログラムを支えるのには資金が足りません。それを援助するための非営利団体がFOLMADS(Friends of Lexington Music, Art and Drama Students, Inc. )です。私もFOLMADSのボランティアとして演劇やコンサートのたびにドア番をしているのですが、これがけっこう楽しいのです。いろんな人が声をかけてくれますから。昨日も私がつけているFOLMADSのバッジを見て、フレンドリーなおじいさんが「FOLMADSとはなんぞや?」とたずねてきました。もともと物忘れが激しいうえに、ちゃんと覚えようという気がないもので、こちらはあやふや。「え~っと、Friends of Lexington Music….」まで言って、後は「ま、そんなところ」とお茶を濁したら「ははは」と勘弁してくれました。もっと短い名前にして欲しいところです。

もうひとつの楽しみは、しばらく会っていない人と再会できること。ついおしゃべりを始めて、仕事がおろそかになったり…

昨夜は12年ぶりという再会がありました。

一緒にボランティアをしていた女性の息子さん2人と私の娘が実は保育園の同窓生だったのです。

それ自体はそんなに不思議ではないのですが、彼ら2人と娘はJazzのプログラムで仲良くしていて、私はその子たちがどんなに優れた音楽家かということを娘からよく聞かされていたのです。しかも、コンサートで彼らのソロ(サキソフォンとギター)もちゃんと聞いて「すごい」と感心していたのです。そのうえ、一昨日彼らの近所を通りかかったときに「この近くに住んでいたアンドリューって男の子は4歳とは信じられないほど礼儀正しくて良い子だったのよ。今どうしているのかしら?」と話していたところだったのです。その子たちのお母さんに昨日再会するまで、あのアンドリューとこのアンドリューが一致しなかったのです。

娘にその話をしたら、「え~っ!私ネートとアンドリューを保育園のときに知ってたの?」とびっくりしていました。ちなみに、アンドリューは今でも「静かで礼儀正しい」男の子だということです。お兄ちゃんはまったく違う性格らしいので、「礼儀正しい」は後天性としても、「静か」は生まれつきのようです。

Amanda Palmerのオリジナル演劇@レキシントン高校

来日したこともあるキャバレーロックバンドDresden Dollsのシンガーソングライター、Amanda Palmerによるオリジナル演劇With the Needle That Sings in Her Heartが、今日から土曜日までの3日間レキシントン高校で上演されます。

Palmerはレキシントン高校の卒業生で、これまでもずっと高校の演劇部門にはかかわってきたのですが、オリジナルは初めて。ですから彼女のファンの間でも期待が高まっています。

Lhs_play

私は今夜ボランティアでアッシャーをしますが、いつもと違ってPalmerファンが押し寄せる予定。そうでなくても毎年チケットは売り切れるのに、入れない人の対応をどうしてくれるんだ?というのが親ボランティアの心配です。Palmerのレキシントン用サイトやTwitterの反応を読むたびに、不安がどっと押し寄せます。

人酔いの二日酔いってあるのかしら?

土曜と日曜の2日間、ニューイングランド地方の作家と文芸エージェント、作家志望者が集まるmuse & marketplaceというイベントに参加してきました。

土曜日は4時起床で出かける前にメール、ジョギング、洗濯をこなし、7人の作家に会い、戻ってから夕食の支度と片付け。夜はドミニカ共和国への出張から帰宅する夫を待ち、土産話を聞いていたらもう11時近く。日曜も4時15分に起床したのはよいのですが、文芸エージェントに会ったらどどっと疲れが出てしまいました。またこんど詳しく洋書ファンクラブのほうで文芸エージェントについてはお話しますが、作家よりもず~っと古いしきたりにしがみつき、威張っている人が多いという印象です。

Bel CantoのAnn Pathettが講演するランチの分もすでに支払っていたのですが、会うべき人には全部会ったし、忙しくてほとんど家にいない夫との久々の夕飯も気になるし、人酔いで疲れるし、でこっそり早引けすることにしました。

Boston_common 会場のパークプラザホテルからパークステーション駅まで歩くと、まるで夏のような陽気。突然春を飛び越えて夏になったみたいです。1週間前には冬みたいだったのに、若葉と花でカラフルな風景になっていました。

今朝起きると、どんよりした疲れが残っています。なんだか人酔いの二日酔いみたいです。それに加えて今朝は浄水フィルターの点検と交換と害虫処理の訪問が重なってしまいました。書評に取りかかれないのは困るのですが、10年以上のお付き合いになる害虫処理エージェントのジェリーとの政治談議は楽しくてつい長話。昨日のとある文芸エージェントからの悪酔いに対する「お味噌汁」のような感じでした。

それにしても日本の働く女性って偉いですよね。

アメリカの働く女性は掃除サービスや住み込みの子守りを使うのがあたりまえになっていますが、日本のビジネスウーマンたちはそれらも全部こなしていらっしゃるようです。私は他人が家の中をウロウロするのが嫌なのでそれらのサービスを使いませんが、ゆえに仕事量も日本のビジネスウーマンほどではありません(掃除をちゃんとしなくても文句を言わない理解ある夫もいますしconfident)。だから日本の働く女性のバイタリティには本当に頭が下がります。

そういう奥さん(あるいはお母さん)がいる方は、来る「母の日」にちゃんと感謝の念を示しましょうね!

Patriots’ Day!

今日はアメリカ独立戦争勃発のきっかけとなった1775年4月19日のレキシントンとコンコルドの闘いを記念するPatriots’ Dayです。最初の銃弾が放たれたLexington Greenを中心に当時を再現する大がかりな行事が行われます。

Reenactment02

Boston.comより

Lexington高校のマーチバンドに属している娘を今朝6時すぎに高校に送っていったら、戻りに交通渋滞に巻き込まれ、ふだんなら往復25分以内なのに1時間近くもかかってしまいました。町の中心街に駐車するのは大変だから、とマーチを見るためにiPhone持って町までジョギングしたのですが、Eメールを書いたりしているうちに出発が遅れてしまい、Greenに到着したときにはマーチが終わっておりましたweep。気温はまだ5℃前後。汗が冷えると寒くなるのでイベント中はGreenの周囲を軽くジョギングしたり歩いたりして最後の1曲だけ聞き、またジョギングして帰宅しました。

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左手に並んでいるのが高校のマーチバンド

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かわいい伝統的な笛太鼓

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今年から再現行事に参加するようになったという母娘。同じ校区に住んでいらっしゃるとのこと。

というわけで今日は久々にジョギング約12km。1年前の同時期と比べると、カタツムリのようなノロさですが、この歳で膝を痛めたらおしまいなので気長に調子を上げてゆく予定です。