King and Iのミュージカルで再確認した「嫌な気分を切り替える」大切さ

昨日6月7日にトニー賞の授賞式があった。

5月29日にニューヨークに住んでいる娘と一緒に『King and I』を観に行ったので、このミュージカルがリバイバル作品賞、主演女優賞、助演女優賞などを取ったのはすごく嬉しかった。日本では「渡辺謙さんが主演男優賞を逃した」という話題のほうが注目されているようだが、彼も歌唱力などの点で受賞は期待していなかっただろう。ノミネートされただけでも素晴らしいし、共演者たちを受賞させる素晴らしい助っ人になったことに誇りを抱いていると思う。

ミュージカルKing and I

ミュージカル『King and I』

帰省中の娘と一緒に、ワインとチーズでそんなことを語りながら観られたのも最高だった。

『King and I』はリバイバルが決まったときから観たいと思っていたので、けっこう大枚をはたいて舞台に近い席をゲットした。 Continue reading

幸せは、「達成感」でもなければ「満たされること」でもない。

「幸せは満たされること」という前提で、「適当なところで諦めることから見えてくる幸せもあるんじゃないか」と提案する文章を読みました。

その方が言いたいことはよくわかります。

ただひとつだけ気になったのは、前提です。この前提で「幸せ」をとらえてしまうと、誰一人として幸せになれません。まずは、その思い込みが不幸の元じゃないかと。

Continue reading

『どうせなら、楽しく生きよう』を読んで、胸のうちを打ち明けたい人へ

キンドル書籍『どうせなら、楽しく生きよう』をお読みいただいた方から、多くの暖かい感想をいただいています(アマゾン読書メータートゥギャッター)。つらい体験への共感を覚えた方も多いようです。

 

でも、なかなか自分のつらい体験を他人に語ることはできないものです。

私もそうでしたが、最も身近な人にこそ、語ることができません。言いたいことを言ってしまった後の付き合いがあるからです。でも、言わないでためこんでいると、胸がいっぱいになって張り裂けそうになります。

そういう気持ちはとてもよく分かりますので、『どうせなら、楽しく生きよう』を読んでそういう気持ちを打ち明けたくなった方に、自由に使っていただける「王様の耳はロバの耳!」コメント欄を作ろうと思いました。

Continue reading

気軽に助けあおう

日本人は気軽に助け合うのが苦手です。

「ひとさまに迷惑をかけるな」と言われて育つので、困ったときにも「助けてください」と援助を求めることができず、「自分だけでなんとかしなければならない」と思いつめてしまいます。

ベビーカーで電車に乗る若いお母さんや妊婦に席を譲ることに関する話題でもそれを感じます。 「ベビーカーをたたんで乗れ」、「混んだ時間を避けろ」という批判だけでなく、「せっかく助けてあげようとしたのに断られたから次からはやめる」などの意見もあります。「迷惑をかけるな」と攻撃されるので、助けようとする人があらわれても受け入れてはいけないような気がしてしまうのです。

Continue reading

じぶんにあんまり興味がない…ということ。

大学の夏休みのほとんどをニューヨーク市で過ごした娘が、充実したインターンシップを終えて、夏休みの残りちょっとを過ごすために家に戻ってきた。

最初の夜は、私と夫のガラパゴス旅行の報告会と娘が夏の間に書いた医学論文(ケーススタディ)のパワーポイントプレゼンテーションであった。このケーススタディがことのほか面白くて、20分の筈だったのに1時間以上話し込んでしまっていつものように4時起床の今朝は寝不足。

昼食のときにまたあれこれ話し合っていたのだけれど、そのとき質問されて若い頃の自分のことを思い出してみた。

Continue reading

2012年東北訪問記、その4「笑顔と思い」がこもっているもの

気仙沼のほぼ日」は、「気仙沼さんま寄席」、「矢野顕子の音楽の稽古場」など面白いプロジェクトを次々と実行に移していますが、そのなかで個人的に興奮したのが、「いいものを編む会社。」の「気仙沼ニッティング」です。

目が悪くなってきたのでやめちゃったのですが、その前は自分でセーターのデザインもするし、海外旅行にも毛糸と編み棒を持って行くという、編み物中毒者だったのです。

ですから、引退した今でも、編み物の話になるとウズウズしてきます。編み針と毛糸を引っ張り出してきたくなります。もちろん、気になって仕方がありません。

Continue reading